2026/08/09 11:54
CCNPに受験資格はある?
結論からいうと、CCNPを受験するためにCCNAを取得している必要はありません。年齢、学歴、実務経験などの必須条件も、通常の認定要件としては設けられていません。
そのため、CCNAを持っていない人や、以前取得したCCNAが失効している人でも、CCNP試験へ申し込むことができます。
ただし、「受験できること」と「合格できること」は別です。CCNPはプロフェッショナルレベルの資格であり、CCNA相当の基礎知識を理解していることを前提に学習を進める必要があります。
CCNP Enterpriseの認定条件
CCNP Enterpriseを取得するには、次の2試験に合格します。
- コア試験:350-401 ENCOR
- コンセントレーション試験:300-410 ENARSIなどから1科目
ENCORに合格すると、CCNP認定の一部を満たすだけでなく、「Cisco Certified Specialist - Enterprise Core」の認定も得られます。集中試験も、合格した分野のSpecialist認定につながります。
CCNAなしでCCNPを受験してもよい人
- ネットワーク設計・構築の実務経験がある
- CCNAの試験範囲をすでに理解している
- 過去にCCNAを取得していた
- 他ベンダー機器を含むネットワーク経験が豊富
- 模擬問題でCCNAレベルの問題に安定して正解できる
資格としてのCCNAを持っていなくても、基礎知識があればCCNPから受験する選択肢はあります。
先にCCNAを学んだ方がよい人
- IPアドレスとサブネット計算に不安がある
- VLAN、STP、EtherChannelを説明できない
- ルーティングテーブルの読み方が分からない
- OSPFの基本動作を理解していない
- Cisco IOSの基本操作経験がない
- ネットワーク業務が未経験
この状態でCCNPの参考書を読むと、基礎用語を調べる時間が増え、学習が進みにくくなります。CCNAに合格すること自体は必須ではありませんが、CCNA範囲を先に学ぶ価値はあります。
未経験からいきなりCCNPはおすすめ?
制度上は可能ですが、一般的にはCCNAから段階的に学ぶ方が効率的です。
未経験者の場合は、次の順番がおすすめです。
- TCP/IPとOSI参照モデルを学ぶ
- IPv4・IPv6とサブネットを理解する
- VLAN、STP、ルーティングの基礎を学ぶ
- Packet Tracerなどで基本設定を試す
- CCNAレベルの問題演習を行う
- CCNP ENCORへ進む
まずCCNA試験に合格して自信をつけてからCCNPへ進む方法も、CCNA試験は受けずに学習だけ済ませてCCNPへ進む方法もあります。
CCNPの受験順序に注意
CCNP EnterpriseはENCORと集中試験1科目で構成されます。どの集中試験を選ぶかによって、学習内容とキャリアの方向性が変わります。
代表的なENARSIは、高度なルーティングとサービス、VPN、インフラストラクチャセキュリティ、トラブルシューティングなどを扱います。ネットワーク設計・構築や障害対応を深めたい人に選ばれやすい科目です。
CCNAから学ぶ場合の問題演習
CCNAの基礎に不安がある場合は、先にCCNA対策問題集で現在地を確認しましょう。smainnoのCCNA対策問題集は、選択問題に加えてPacket Tracerで演習できるシミュレーション問題も収録しています。
基礎が定着している人は、CCNPのコア試験と集中試験の対策へ進んでください。
▶ CCNP ENCOR対策問題集(v1.2対応)
▶ CCNP ENARSI対策問題集(v1.1対応)
よくある質問
CCNAが失効していてもCCNPを受験できますか?
はい。CCNAが有効であることはCCNPの受験条件ではありません。
ENCORに先に合格しなければENARSIを受験できませんか?
試験制度や申込条件は変更される場合があるため、受験時にCisco公式の認定ページとPearson VUEの申込画面で確認してください。認定には最終的にコア試験と集中試験1科目の合格が必要です。
実務経験は何年必要ですか?
必須の実務年数は設定されていません。ただし、実務経験がない場合は検証環境を使った操作練習を多めに行う必要があります。
