2026/08/09 11:49
CCNPを取得すると年収はいくらになる?
結論からいうと、CCNPを取得しただけで年収が一定額になるわけではありません。年収は、実務経験、担当工程、設計・構築スキル、クラウドやセキュリティの知識、勤務先などによって決まります。
CCNPは、ネットワークに関するプロフェッショナルレベルの知識を証明する材料です。運用監視から構築へ移る、より大規模な案件へ参画する、転職時にスキルを説明するといった場面で評価される可能性があります。
CCNP関連求人の年収には幅がある
2026年8月時点でも、国内転職サイトには「CCNP」を含む求人が多数掲載されており、年収300万円台から1,000万円を超える求人まで幅があります。
ただし、これらは「CCNP保有者だけの平均年収」ではありません。求人には、資格を必須とするもの、歓迎条件とするもの、CCNP相当の知識を求めるものが混在しています。
したがって、「CCNP取得者の平均年収は○万円」と一つの数字で断定するより、経験と担当工程別に考える方が正確です。
経験・担当工程別の考え方

キャリア段階別CCNPの活かし方
CCNPの効果が出やすいのは、資格で得た知識を実務上の成果として示せる場合です。
CCNPだけで年収が上がらない理由
資格は実務経験そのものではない
企業が採用時に確認するのは、資格の有無だけではありません。どの規模のネットワークを扱ったか、どの工程を担当したか、障害時にどのように切り分けたかも重視されます。
求められる技術がCiscoだけとは限らない
現在のネットワーク業務では、AWSやAzure、ファイアウォール、SASE、IaC、Pythonなどを組み合わせる案件も増えています。CCNPに周辺スキルを加えることで、応募できる求人を広げやすくなります。
会社の給与制度によって評価が異なる
資格手当がある会社もあれば、取得しても直接給与へ反映されない会社もあります。現在の会社で評価されにくい場合でも、案件変更や転職で効果が表れる可能性があります。
年収アップにつなげる方法
- CCNPを取得する目的を決める
- 運用から構築など、次に担当したい工程を明確にする
- 学習内容を検証環境で再現する
- 職務経歴書に設定・障害対応の具体例を書く
- クラウド、セキュリティ、自動化のいずれかを追加する
- 資格手当だけでなく、担当工程や案件単価を確認する
面接では「CCNPを持っています」だけでなく、「OSPFの経路制御を検証し、想定外の経路をshowコマンドで切り分けた」など、具体的に説明できると効果的です。
CCNAとCCNPでは評価がどう違う?
CCNAはネットワークの基礎知識を示す資格で、未経験からネットワークエンジニアを目指す際に活用しやすい資格です。
CCNPは、その先の設計、実装、障害対応などを学ぶプロフェッショナルレベルの資格です。実務経験者が次の工程へ進む際に、より強く活かしやすいでしょう。
CCNPを取得する価値がある人
- ネットワーク運用から設計・構築へ移りたい
- Cisco機器を扱う案件へ参画したい
- 実務で得た知識を体系的に整理したい
- 転職時に客観的な技術証明が欲しい
- 将来的にCCIEを目指したい
反対に、ネットワーク業務へ進む予定がなく、現在の仕事でもCisco技術を使わない場合は、別の資格を優先した方がよい可能性があります。
資格を市場価値に変えるには、理解を伴う対策が必要
試験合格はゴールではなく、知識を仕事で使える状態にするための通過点です。問題演習では、正答を覚えるだけでなく、各選択肢の理由や設定後の確認方法まで理解しましょう。
▶ CCNP ENCOR対策問題集(v1.2対応)
▶ CCNP ENARSI対策問題集(v1.1対応)
よくある質問
CCNPを取れば年収600万円になりますか?
資格だけで年収は決まりません。600万円以上のCCNP関連求人はありますが、多くは設計・構築経験や特定分野の経験も求めます。
未経験でもCCNPがあれば転職できますか?
知識の証明にはなりますが、未経験者向け求人ではCCNAと実機演習、コミュニケーション力などを合わせて評価されることが一般的です。
CCNPとクラウド資格はどちらを優先すべきですか?
ネットワーク設計・構築を深めるならCCNP、クラウド案件を主軸にするならクラウド資格が候補です。両者を組み合わせると、ハイブリッド環境の案件に対応しやすくなります。
